こんにちは、MICHIです。
誰でも、「不思議の国のアリス」って、子どもの頃に読むでしょう
と書かれているのですが
私は、実は読んだことがありませんでした。
きっと、子どもの頃に読んでいたら、世界観も変わってたのでしょうね。
今回、3冊を読みくらべてみました。
不思議の国のアリス
1.ディズニー ふしぎの国のアリス
1951年に公開されたというので、結構昔からあったお話ですね。
「アリス イン ワンダーランド」
「アリス イン ワンダーランド/時間の旅」
実写化しています。
この映画は3作ともに、レンタルで観ることができます。
3冊の中で、一番イラストがかわいらしく、親しみが持てるアリス。
そして一番読みやすいです。
ただ、他の2冊にはない、オリジナルの部分があります。
言葉遊びや詩が載っていないので
あくまで、ディズニー版なのかなという気がします。
2.不思議の国のアリス 新潮文庫
カバーが限定ピンクだったので、購入しました。
矢川澄子 訳 なのですが、
1930年生まれの方ということもあって、日本語訳が昔っぽいです。
日本語ですが、難解なので、辞書を引かないとわからないような・・・
インチやフィート、ポンドなど単位がそのままなのでイメージしにくいです。
言葉遊びや詩が分かりにくいです。
とっつきにくい印象が強く、読み進めにくいのです。
寝る前に読んだら、すぐ寝てしまいそうです。
そのくらい、そんなにアリスっておもしろいかな?と思いたくなりました。
3.不思議の国のアリス 角川文庫
最後はこちらの、河合祥一郎 訳 です。
一般的なアリスのイラストで、テニエルが描いています。
この3冊目を読んで、
ようやく韻を踏んだり、ダジャレがあったり
といった、言葉遊びの楽しさが日本語でもわかったんです。
原書で読まないと言葉遊びがわからない
と言われているのを知ったので、いつか英語で読もうと思っていました。
そんな時
この、河合祥一郎 訳 に出会えて、
話の世界にもすんなり入って行けました。
今までの本はなんだったのか?と思うほどです。
(一応児童向けのも読んだのです)
「赤毛のアン」も、訳者が何人もいらっしゃいますが
それぞれ違いが出ていると思いました。
別な翻訳家の事典のような本です
まとめ
翻訳によって、読みやすくも読みにくくもなるんだと改めて感じました。
原書でスラスラ読めるのが一番なんでしょうね。
英語の本も読んでみたいと思います。