コロナの感染拡大によって、
コロナが原因で死にいたるケースもあり、
いつどんなふうに人が死ぬのか分からない世の中です。
事故に巻き込まれたりすることも
がんなどの病気にかかってしまうことも
ある日突然のことなんだなあと思います。
「死ぬまでにしたい10のこと」について書いてみたいと思います。
あと2、3ヶ月の命 (余命宣告)
23歳の主人公は、17歳で子どもができ、今は二人の女の子のお母さん。
まだ23歳なのに!若いうちから苦労していても文句も言わずに暮らしています。
だから病気になるのでしょうか?
吐き気があるので、妊娠?と思って病院に行ったのに、まさかの余命宣告。
病気であることも、もうすぐ死ぬことも夫にも母親にも
誰にも伝えません。
貧血と言っていますが、最期は、体が思うように動かなくなって、食欲もありませ
ん。それでも、ずっと貧血で通していました。
心配をかけないように、隠し通したのです。
したいこと
・刑務所にいるお父さんのところへ会いに行きました。
お父さんの気持ちを直接会って話すことで、しこりのようなものがとれたようで
す。
・死んでいく自分の後に、夫に新しい奥さんを見つけること。
(これは、「ボクの妻と結婚してください」にもありました。)
遺された人のためにできること。
・こどもが大きくなるまで、毎年誕生日メッセージを聴いてもらうように声を残す。
仲のよい夫がいるのに、新しい彼を愛するのは、どういう意味なのかな?
その彼からすれば残酷ですが、結果的には前向きになれたのでよしとします。
感想
最期まで病気のことをまわりの人たちに隠し通したのですが、
夫や子どもたち、母親、彼氏などみんながいつまでも嘆き悲しまずに
主人公が死ぬ前にしたいことをしたおかげで、いい方向に導かれました。
重いテーマですが、観た後は意外とスッキリとした気持ちになりました。
母親があんな風だと娘の方が大人になるんだろうけど、
母親が変わったのでよかったなというところで終わったからかもしれません。
もし実際に自分が余命宣告されたら、現実を受け入れて、誰にも言わずに
遺された人のために、こんなことができるのだろうか?
「はなちゃんの味噌汁」みたいに、娘に伝えていく話は他にもありますね。
でも、誰にも言わずに過ごしてはいられないでしょうね。